今年は寒さが一段と厳しいですね。蓼科での主要暖房器具は薪ストーブです。標高が1350mある山の家では普段でも-10度を下回ることが多いので強力なストーブがなければ快適には過ごすことが出来ません。以前は石油ファンヒーターをメインで利用していましたが、折角の山荘生活ですから非日常の週末には欠かせないアイテムとして5年ほど前に思い切って導入したんです。我が家の強い味方はデンマーク製、長い薪でも楽々入る大型のストーブ「SCAN CI-10GL CB」です。
今はもう生産中止になってしまいましたが、北欧のシンプルなデザインに薪や揺らめく炎が良く見える大きな窓が自慢の頼もしいヤツです。炉内やストーブトップが広いので、ピザや煮込み料理、ドライフルーツ、炭作りなども楽しめて、山の生活をより一層楽しくしてくれます。ストーブというと冬だけのものと思いがちですが、ここ蓼科では6月くらいまではちょっと暖房が欲しいと思うこともありますし、10月になればそろそろ焚きたいねと思う日だってあるんです。シーズンオフには冬の楽しみを考えながら薪を調達する楽しみもあって、1年中ストーブに関わっていけるんですよ。石油やガスの暖房器具には考えられないほどの楽しみがある薪ストーブ、これからも長く付き合っていきたい相棒です。